社会保険庁解体論がにわかにというか、具体的になってきている。そして多くの部分で民間委託が論じられている。
郵政民営化に続いてふざけた議論が出ているなって思った。
損保ジャパン(保険会社)出身の村瀬清司がが長官になってからの体制で不祥事が起きたのに、責任を取らずにいるような厚かましい人間がいる社保庁のもとでこれがすすめられれば、保険会社に委託される可能性が十二分にありすぎる。
生保・損保を含めて保険会社にだけは民間委託しない、つまり、村瀬長官が保険会社の代理人って疑われないようにするためと公にコメントして保険会社はずしをすればいい。そうしたら、案外、すんなり辞任するかもしれないが。
かと言って、法人税を支払わない銀行に委託して儲けさせるのもなんだし。難しい問題だ。いっそのこと、郵便局に民間委託すれば?リアルネット網も一番充実しているし。そもそも、お金の振込・徴収の問題なんだから、保険会社が社会「保険」庁っていうネーミングから想起されてしまうこと自体おかしい(まだ、そういう議論は出ていないが、多分、村瀬長官の下では出てきそうだから)。何がおかしいって言えば、「年金」商品を売るわけじゃないからね。
あと、強制徴収の分野は、民間委託しないで厚労省マターにするみたい。消費者金融(サラ金や商工ローン)にでも委託すれば、見事やってのける気がしないでもないけど(笑)。そういう汚れ仕事は引き受け手があんまりいないってことか?…NHKだって頑張っているっていうのに。そもそもそういう話になること自体、社保庁の存在意義があると思うんだが、業務を分割すれば民間委託も可みたいな。おかしな話だ。
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