親中(媚中)派で知られる阿南前駐中大使の項目をウィキペディアで読んでいたら、‘退任後にも「中国と日本は未来永劫隣国同士なので、対立より友好を促進すべき」と述べている’ってあるが、この人は根本がわかっていないんだなって思った。隣国同士は対立するのが当然っていうことを。あともっともらしいことを言っているが、やっぱし単に親中(媚中)派っていうだけのようにも思える。もっと直近な例で言えば、姑・小姑・嫁っていて、姑と小姑が一緒に暮らしている時間よりも、姑と嫁のそれがどんなに長くなろうが、姑は、実の娘である小姑が可愛し、姑が死んでより悲しいのも小姑。これは当然なことであって、これをあの手この手でどうしようとしても無駄なこと。無駄なことをなんかしようとするあたりが滑稽。
根本が理解できないっていうのでは、北朝鮮拉致問題での蓮池薫。強硬路線からソフト路線への転換が必要っていうことを朝日新聞で取り上げられた途端に、北朝鮮の核実験。あそこは話が通じる相手だと思っていること自体がビッグ・ミステイク。拉致被害者が戻ってきたのも、厳然たる力関係だけ。記事の中で、‘強硬姿勢だった時期について、「時間をとって冷静に考える余裕がなかった」と言う’と朝日新聞は好意的に編集権を行使しているが、その直後に核実験だからね、恥ずかしいって言ったらありゃしないっていうところ。話せばわかるじゃなくて、話してもわからない相手。記事の中で、蓮池家にとっては解決したからとそういうことを言われるようなことが書いてあったが、全くその通りだとも思う。真剣に解決しようとしたら、一番の近道はあの国家を地上からなくすこと以外にはない。
盧武鉉前大統領が自殺したことによって、対北強硬路線をとる李明博政権にとって打撃があるって騒ぎが起きている渦中に、北朝鮮の核実験のタイミング。これは李明博政権にとっては天佑であろう。北朝鮮もそれくらいはわかっていると思うが、北朝鮮がなによりも重視する力関係問題で、誇示する必要性があると判断したんだろう。シナ(自称・中国)も、北朝鮮も、何より重視するのは力関係であって、対話などではない。
※asahi.com(朝日新聞社):「北朝鮮への制裁路線見直しを」蓮池薫さんの兄透さん - 社会/2009年5月23日20時43分
http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY200905230184.html
(2009/05/26)
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