東京都知事・石原慎太郎が尖閣諸島の所有権獲得に向けて動いているわけだが、国税じゃなくて都民税の観点から、購入資金の出所が起きているが、これについては「首都」として全く問題ないと考えている。国税の支援を受けているとは言え、警視庁・東京消防庁には東京都の税金が出ているし、東京消防庁は警視庁と違ってかなり東京都寄りの組織だ。その警視庁・東京消防庁は、福島第一原発事故で出動しているし、その他でも東京都は被災地がれきの受け入れや、首都として、平時からSPなどを、東京都以外で動くことが前提のVIPに付けている。首都が特別な理由付けはいくらでもあるし、今まで税金のことが問題にならないで、これを問題にするのは反日分子以外でもない。また、同時に行政区分での沖縄県だが、沖縄県が動かないこと自体、ある意味、反日分子の要素がある証明になるって言えばなる。
この発表のタイミングが、訪問中のワシントン市内で行ったっていうのも大きい。日本のマスコミに主導権を握らせないっていう趣旨もあるだろう(日中記者交換協定があるからね。あと、日本国内にいる海外メディアも信用できない。※1。尤も、海外メディアが本国でダブルスタンダードを使うことはある。※2)。地方自治体が、国際問題にコミットすることに非難する向きもあるけど、領土問題がないっていうところで、国内のことで領土問題は存在しないって言っているんだから何ら問題ないし、軍事問題になったらどうするんだって言うことを言っている向きもあるけど、国際社会が主権国家単位で成り立っていることを考えると、国際問題は国が対応すればいいこと。実際、高遠菜穂子などイラクで拉致された場合に、日本政府は無償で応対したでしょ(笑)。それと同じ。国内法規に従って行った行動の結果、国際問題になっても、それは国が対応すればいいこと。
※1.
コラム「CNNお前もか!」(2010-11-26)
http://ciaosorella.blog70.fc2.com/blog-entry-2449.html
コラム「CNNの報道死」(2010-11-30)
http://ciaosorella.blog70.fc2.com/blog-entry-2464.html
※2.
コラム「BBCもなー」(2011-01-21)
http://ciaosorella.blog70.fc2.com/blog-entry-2682.html
※三宅坂三郎意見広告
コラム「戸籍は永久保存するべき」(2009年03月24日)
http://ciaosorella-lilian.moeblog.jp/content/0000566449.html
→昨今の日本を見ていると、愚民レベルは、支那と大した変わらなくて、大きな違いは、日本には兵(つわもの)と武士という、世界的に特異なDNAをもった人種がいたことが大きな違いとなって現れただけだと思うようになってきた。人とチンパンジーの違いは1%~数%っていうから、人口の中に、武士が数%いたことは、日本と支那や朝鮮などアジア・東洋との違いになったんだろう。その武士のほとんども、司馬遼太郎の言葉を借りれば、「徳川大名なんていうのは、徳川家を含めて農民、土民、木こりの出身ですね。本人たちは江戸初期に、嘘でかためていろいろ血統を創作するけれども、江戸の武家貴族の出身というのは、ほとんどが民衆のなかから出てきているのを見ると、どうもそれは日本が応仁の乱という打ちこわしを経たからだと思われてくるのです」(「日本人と日本文化」より)ってあるくらいだから、武士と言っても、人らしく振る舞ったチンパンジーがほとんどで、オリジナルは公家並に少ないだろうね。自分に家系教育をしていた「藤裔会」にも属していた大叔父に、徳川の方がいいじゃん!って小学生の頃に言ったら、あんな百姓と同じにするな!って叱責された(笑)。吾妻鏡に出てくるご先祖様の活躍を教え込まれた(ちなみに、死んだ大叔父が「藤裔会」に属していた頃の名簿には、爵位とかも書いてあったと思ったけど、その中に「士族」は圧倒的に少なかったと記憶しているよ。敢えて入らなくてもいいんじゃないかって思った)。吾妻鏡には、各事例の最初に武将の名前が10~20人くらい出ているんだけど、大体、一桁くらいには出てくるな。
(2012/04/18)
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