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中華発想と他力本願

コラム「労働力」(2010-10-25)
http://ciaosorella.blog70.fc2.com/blog-entry-2148.html

で、

‘日本とインドでEPA(経済連携協定)を結ぶに至ったに際して、日本経団連会長の米倉弘昌はインドのことを‘中間層もどんどん育ってきている’(25日・ワールドビジネスサテライト)って言っているんだけど、おいおいだよ。じゃあ、何で日本の政財界は、敢えてあった中流階級をなくす非正規雇用(派遣など)を支持しているのやら。安い労働力は欲しいやら、購買力のある市場は欲しいやらと身勝手な’

と書いたのだが31日朝日新聞に、シナ(自称・中国)の清華大教授・胡鞍鋼が述べている記事が出ていたのだが、その中で、

‘日系など外資系企業は今後、給与や社会保障の費用が増えることを覚悟してほしい。中国という巨大市場にも期待した進出であるなら、従業員の待遇の改善は新しい消費者を生む’

とあるのだが、おいおいだよ。日本の中流階級を減らして、単にシナ(自称・中国)の中流階級を増やすことに日本が協力しなくちゃいけないんだ?そういうご都合主義の発想はどっから出てくるんだよ。他力本願にもほどがある。

コラム「円高と移民」(2010-10-30)
http://ciaosorella.blog70.fc2.com/blog-entry-2219.html

で、

‘円高で財界人・企業人っていうのは、日本政府が何の対応をしなければ出て行くぞ、出て行くぞって毎回のこと脅しをかけてくる。最近の流行りは、ブルーカラー部門だけじゃなくて、ホワイトカラー部門も出て行くっていうもの’

って書いたんだけど、清華大教授・胡鞍鋼は、

‘安い労働力に頼った経営ではなく、人件費の上昇に見合う技能卯や知識を持つ人材を育てて欲しい’

と図々しく言う始末。日本の財界は、日本国内でさえ中流階級を非正規化などで下流階級に落として安い労働力を作っているのに、何でシナ(自称・中国)ですると思うのか?そういうことこそ国内問題だろって(笑)。そんでもって、より安い労働力のある方にシフトするのも自然なこと。それが今どき流行りのインド待望論だ。

 ところで、上記のコラム「労働力」の中で、シナ(自称・中国)の戦略についても触れているのだが、清華大教授・胡鞍鋼の言っていることは、そういう問題を日本が解決すればいいっていうことを言っているわけだ。また、シナ(自称・中国)政府が、レアアースや市場と引き換えに、尖閣諸島の領土・領海・経済水域の権利主張をして利益だけを折半しようっていう落としどころを見つけてこようっていう、子供じみた戦術をとってくるように、この清華大教授・胡鞍鋼も、シナ(自称・中国)っていう市場が目当てなんだから、安い労働力以外っていうことでも協力してよ、そんでもって、日本並みに扱ってよって言っているわけだ。知財もカネっていう発想がないのか、それとも無償供与しろって言っているのやら。シナ(自称・中国)がエンドユーザー的ならその論法も成り立ったし、親中派(媚中派)は成り立たせようともしているが、そもそもシナ(自称・中国)に向かったスケールメリットと安い労働力っていう条件に見合うところが出てきて、そこで儲けを出す連中が出てくれば、商売人は乗り遅れるな的にシナ(自称・中国)から流出していくよ。商売人のさもしさをわかりませんか?知りませんか?支那人よ、お前たちを鏡に映せばそこに立っているよ♪それにしても、シナ(自称・中国)の互恵関係っていうのは、外為ドットコムのCMで、「あなたのためだから」って言っているあれと同じだよ。
(2010/10/31)

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プロフィール

三宅坂三郎

Author:三宅坂三郎
1974年(昭和49年)生まれ

※※コメント・トラックバック歓迎です。トラックバックの意味、よくわかりませんから反応がなくても気にしないで下さい。
→コメント歓迎と言いつつ、管理能力の諸事情から、コメントできない設定になっています(笑)。何かありましたら、ciaosorella@hotmail.com の方までよろしくお願いします。2006/11/26追記

※プロフィールの写真は、めぞん一刻の一刻館からの眺めって言われている東久留米の小山台遺跡公園で、響子さんガチャポンを撮影したもの。

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